クラウド

10年ほど前までは電気設備図面の提出は紙とディスクデータでした。
プロッターやプリンターで出力して丸めて、CADデータはCDに焼いて宅急便で送る。
時間が無いときはバイク便であったり、直接提出しに行ったりしていました。
ネットのスピードやコストが下がるにつれて提出は紙からPDFに変わり、宅急便からメールに変わりました。
初めのうちは送るデータ量もそれほど大きくなかったのでメールで済んでいましたが、
意匠図面が詳細になるにつれてデータ量も多くなり、メールでは送れなくなってきました。
そこで外部のストレージサービスを利用して大容量のデータのやりとりをしばらくしてきました。
しかしながら、あのハッキング事件等で外部のストレージサービスの利用を自粛する事になりました。
そこで変わりに何を使うかを考えました。
弊社は社内で声を発すれば社員全員に聞こえるような小さな会社です。
そこで最初は大容量のデータさえ送れれば良いと考え、レンタルサーバーにそれ様のCGIか何かを置いて動かそうとしました。
しかしレンタルサーバのセキュリティや権限の制限により上手く動きませんでした。
その結果、オープンソース(OSS)のクラウドを使う事になりました。
最近のOSSはインストールも簡単に出来るので利用開始までは大した問題はありませんでした。

弊社では最初にOwncloudを利用しました。
扱いが容易で、クライアントソフトを入れればネットに疎い人でも簡単に利用できるのが魅力でした。
しかし、問題が
取引先にダウンロードリンクを送るのに、Owncloud内からメールを送るとビジネスでは使用できない日本語翻訳文が送られる。
ダウンロードリンクとパスをメールで送付しても相手の取得状況(アクティビティ)が分からない。
毎度届きましたか?と確認するのもお互いに無駄になるので、どうにかならないかやってみましたが、どうやら難しいことがわかりました。

そこで、別のOSSのクラウドを利用する事にしました。
Owncloudの兄弟クラウドとも言えるNextcludです。
インストール方法や使い方はOwncloudとほぼ同じで、社員も混乱することなく移行できました。
アクティビティもPDFを共有しダウンロードしたときのみ少し??となるログを残しますが、日本がおかしいと言ったこともなく使用できました。
また問題がでれば他のクラウドシステムを考えますが、しばらくは使えそうです。