新型コロナで採用中止とありますが・・・

最近は新型コロナウイルスの影響で採用見送りと言ったニュースが流れていますが・・・

電気設備設計は万年人材不足なので、採用見送りはあまりないのでは・・・と思います。

弊社も新型コロナで採用見送りではなく、大手が採用減らしたらこちらに人材流れてこないかな・・・
と、思っていたりします。

 

年5日の有給休暇

2019年4月1日から中小企業も含め年5日間の有給休暇義務化が始まり1年が経ちました。
始まった当初は色々と考えることもありましたが、あまり大きな変化は無かった様な気がします。
弊社の様な小さな会社は、誰かが休んだら代わりに休み中の仕事を引き継ぐと言うことが難しいので、
飛び石連休とGWと夏季休暇辺りで取得を従業員にお願いし、その日を会社の休みとしました。
取引先には前もって飛び石連休は間を有給取得日にする旨を伝えていたところ、
概ね了承を得られ、休む事によって業務に支障が出ることは殆ど無かったと思います。
しかし、飛び石連休が少ない年は少々苦労するかもしれません・・・
が、どうにかなるかなと思います。

クラウド

10年ほど前までは電気設備図面の提出は紙とディスクデータでした。
プロッターやプリンターで出力して丸めて、CADデータはCDに焼いて宅急便で送る。
時間が無いときはバイク便であったり、直接提出しに行ったりしていました。
ネットのスピードやコストが下がるにつれて提出は紙からPDFに変わり、宅急便からメールに変わりました。
初めのうちは送るデータ量もそれほど大きくなかったのでメールで済んでいましたが、
意匠図面が詳細になるにつれてデータ量も多くなり、メールでは送れなくなってきました。
そこで外部のストレージサービスを利用して大容量のデータのやりとりをしばらくしてきました。
しかしながら、あのハッキング事件等で外部のストレージサービスの利用を自粛する事になりました。
そこで変わりに何を使うかを考えました。
弊社は社内で声を発すれば社員全員に聞こえるような小さな会社です。
そこで最初は大容量のデータさえ送れれば良いと考え、レンタルサーバーにそれ様のCGIか何かを置いて動かそうとしました。
しかしレンタルサーバのセキュリティや権限の制限により上手く動きませんでした。
その結果、オープンソース(OSS)のクラウドを使う事になりました。
最近のOSSはインストールも簡単に出来るので利用開始までは大した問題はありませんでした。

弊社では最初にOwncloudを利用しました。
扱いが容易で、クライアントソフトを入れればネットに疎い人でも簡単に利用できるのが魅力でした。
しかし、問題が
取引先にダウンロードリンクを送るのに、Owncloud内からメールを送るとビジネスでは使用できない日本語翻訳文が送られる。
ダウンロードリンクとパスをメールで送付しても相手の取得状況(アクティビティ)が分からない。
毎度届きましたか?と確認するのもお互いに無駄になるので、どうにかならないかやってみましたが、どうやら難しいことがわかりました。

そこで、別のOSSのクラウドを利用する事にしました。
Owncloudの兄弟クラウドとも言えるNextcludです。
インストール方法や使い方はOwncloudとほぼ同じで、社員も混乱することなく移行できました。
アクティビティもPDFを共有しダウンロードしたときのみ少し??となるログを残しますが、日本がおかしいと言ったこともなく使用できました。
また問題がでれば他のクラウドシステムを考えますが、しばらくは使えそうです。

面白いか面白くないか

何故この仕事をしているのかを聞かれることがたまにあります。
親がやっていた。家業だから。
簡単に答える時はこれだけしか答えません。
でも、本当に大切なのは、その仕事に楽しみを見出せるか、面白さを見出せるかだと思っています。
自分に合わない、仕事が面白くないと思ったら、その仕事を継ぐ必要は全く無いと思います。

もちろん仕事をしているとシンドイ時もイライラする時も泣きそうになる時もあります。
継ぐという事に対するプレッシャーも結構あります。
でも、楽しさとか面白さが勝っているから今もこの仕事をしています。

電気設備設計が楽しいと思わなかったら・・・
僕は今頃、SEか秋葉原でパソコン関連の仕事に就いていそうな気がします。

どんな仕事でも自分にとって楽しくなかったら、面白さを見いだせなかったら、どんなに給料が良くても僕はその仕事を辞めてしまうのでしょう。

大変さ、辛さの先に楽しさや面白さがあるならがんばるけど
つまらない事だけをしていたら時間がもったいない!!

どうすれば出来るかを考える

難しい事や面倒な事に直面すると、ついつい”これは出来ない”と考えてしまう事が多かったりします。
出来ない理由を考える事は簡単です。
例えば仕事を請け負う時でも
・時間が無い
・難しい
・人手が足りない
・建築規模が大きい
この様に幾らでも出来ない理由を並べることが出来ます。
だからこそ、出来ないではなく、
どうすれば出来るかを常に考えるようにしています。
少し難しくても、時間が厳しくても、出来る様にするにはどうすれば良いかを考えて”行動してみる”と出来てしまったりします。
一番重要なのは”行動すること”だと思います。
これを積み重ねて行くと、少し前までは出来なかった事でも出来てしまったりします。

中にはどうやっても出来ない事は確かにあります。
それは諦めます。しかし、諦めても次回はどうすれば出来るかを常に考えます。

小さな1を重ねていくと、自分が気がつかないうちに大きな数になっていたりします。

まずは
『出来ないではなく、どうすれば出来るかを考えて行動する』
(文字で書くのは簡単ですけどね。実際は難しいです)

休みは休みです

一昔前は休日でも深夜でも設計をしていました。
しかし、今は出来る限り土日は休み、深夜まで仕事をしない様に心がけています。

電気設備設計の仕事は波があります。いつ繁忙期になるかいつ閑散期になるかは毎年変わるので、正直予想は難しいものがあります。
繁忙期のピークでは確かに今でも休日出勤などがあります。
仕事の提出期限間際の変更で遅くまで仕事になる日もあります。
但し、自分自身の技量、スケジュール管理等で回避出来る事も多々あります。
休みは休みと言っても、仕事の質を落とすことは絶対に許されません。
(仕事の期限を守り、かつ質の良い電気設備設計図を提出するのが弊社の強みです。)
色々と制約はありますが、休みは休みをいかに実現できるか日々考えています。

弊社の業務時間はAM9:00~PM6:00です。
しかし、社員募集の欄にも記載していますが、PM5:00以降は自分自身の仕事状況に合わせて自由に退社できます。
これも休みは休み、自分自身でスケジュール管理が出来れば、閑散期であれば早めに仕事を終えて構わないという会社の方針の一つです。

間違えてはいけない事は、 土日、祝祭日を休んでも、深夜まで残業しなくても 『仕事の質は絶対に落とさない』 と言う事です。

取得できる資格について

以前から書いている通り、電気設備の設計をするにあたり、必要な資格はありません。
では逆に、電気設備の設計が出来るとどの様な資格が取得できるのか、少し書いてみます。

弊社で3年程電気の設計に携わったとすると、
電気工事士第二種の学科試験にはほぼ問題なく合格できると思います。
二種の電気工事士の学科内容はほぼ通常の業務で必要な知識です。
但し、実技は自分自身で努力する必要があります。
(業務として工事がないため、実技試験の経験は積めません)
また、努力次第では第一種の電気工事士の学科試験も合格出来るのではないでしょうか。
通常業務の設計内容が共同住宅(マンション)からオフィスビル、工場、公共施設と幅広くあります。
共同住宅だけであれば高圧に関わることも限定されてしまうのですが、
弊社の場合は設計内容が幅広いため、高圧から低圧まで高圧キュービクルから住宅電灯盤の結線図まで第一種の電気工事士の学科試験に必要な知識をある程度習得できます。

他には第4類消防設備士(甲・乙)も取得しやすいと思います。
特に電気工事士の免状があれば、電気に関する部分等が免除されるため、さらに取得しやすくなると思います。
第4類消防設備士の場合は実技試験の方も通常業務で自火報設備に携わるため、非常に有利だと思います。
(ちなみに電気工事士と第4類消防設備士甲種の両方を取得すると、第7類消防設備士が格段に有利となります。)

今回はこの辺で。

その図面は誰の為に描くのか

電気の図面は電気が分からない方からみると、
『電気なんてマル描いて線引いて線に棒をチョンチョン描くだけだろ!』
と思われたりします。
(過去に何度か直接言われた経験があります・・・)
このマル描いて線引いてチョンチョンの図面ですが、そのマルや線には色々な情報が詰まっています。
その情報によって電気設備を工事する時にコストが抑えられたり、逆に無駄に増えたりします。

さて、本題に入ります。

図面は立場によって重要視するポイントが変わります。
例えば、
ゼネコンであれば、コストの部分が最重要になります。
サブコンであれば、コストだけではなく施工性の部分も重要になります。
施主であれば、仕様に沿って設計されているかが重要になります。

では、我々電気専門の設計会社は何を重要視しているのででしょうか。
依頼された図面は誰の為の図面でしょうか?
ゼネコンから依頼されたら、コストだけ注意すればそれだけで良いのでしょうか?
施主から依頼されたら、仕様書に沿っていればそれだけで良いのでしょうか?

正解は、どこから依頼されても『全ての部分を重要視しなければならない』です。
仕様に沿いコストを抑えかつ施工がしやすい図面を描く必要があります。
上記の事を厳守し設計を進めると、必然と『こだわり』のページの様になります。

『設計図としての正確さは基より、図面としての美しさも大切にします』

電気設備設計は時間に追われる事が多々ありますが、ここだけは忘れずに設計をしています。

ゼネコン・大手設計事務所との違い

我々の様な電気設備の設計事務所とゼネコンや大手設計事務所との違い。

経営基盤が違います。
社員の数が違います。
年間の取扱物件数が違います。
まぁ当たり前ですね。

一番の違いは一つの物件に対する設計の関わり方だと思います。

我々はゼネコンや大手の設計事務所から電気設備の設計を依頼されます。
依頼を受けると、大抵は基本設計から実施設計までの業務を請け負います。
つまり、電気設備に関する設計を全て請け負います。
一から電気設備の設計に携わります。

逆に言ってしまうと、ゼネコンや大手の設計事務所では電気設備の設計に一から係わることが少ないのです。
これが良いのか悪いのかと言う話ではなく、どちらが好みかだと思います。

一つの物件(プロジェクト)に対して、大枠で動くゼネコンや大手の設計事務所が合うか、一つの物件に対して、設計の部分で深く係わるのが合うか、それは各々の好みの違いでしょう。

また、大手の場合は一つの物件に対して組織で動くことが多いと思いますが、弊社の場合はCADオペレーターや各メーカー等に協力は仰ぎますが、基本的にスタンドアローンで動きます。

設計に一からひとりで携わるので、大変と言えば大変だと思いますが、そこにやりがいを感じられれば、
自分が一から設計した建物が完成した時のうれしさは、とても大きなものになります。
これが、次の仕事へのモチベーションになると思います。

我々と大手設計事務所やゼネコンとの違いはこの様な感じです。

概算・設計・積算

電気設備設計の業務を大きく分けると
『概算』・『設計』・『積算』
に分かれます。

『概算』
本格的な設計を始める前にその建物が工事にどの位の費用が掛かるのかを算出する作業

『設計』
電気設備の設計

『積算』
完成した電気設備の設計図から正確に費用を算出する作業

会社によっては設計のみや概算・積算のみと言った所もありますが、弊社の場合は全ての業務に携わります。

建物の設計の流れは概算→設計→積算ですが、仕事として覚える(出来る様になる)流れは違います。

『概算』はざっくりとした予算計上を目的としていますが、これは意匠図だけの何もない所から想定設備を考えるので、設計と積算の経験が出来ないとできません。

『設計』は以前のブログで書いた通りです。

『積算』は完成した電気設備設計図から正確に数量を拾い出す作業なので、電気設計が全て分からなくても出来るのですが、正直なところ、最近の設計図の精度を考えると、電気設備設計が分からないと難しくなっています。

以上から、設計の流れとは異なり、設計がまず出来ないと積算が出来ず、設計と積算が出来ないと概算は出来ないです。
つまり、仕事として覚える順は設計→積算→概算となります。